有用な漫画参考書「漫々快々」 | 偽脚本書きが漫画に挑戦

有用な漫画参考書「漫々快々」

漫々快々―みんなのマンガがもっとよくなる    Comickersテクニックブック
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4568502241/249-4527064-8423549

 

 

 

 

この漫画技法書は参考になる。漫画の質を決める要素が詳しく載っている。コマ割りや、導入部の書き方等の分かりにくい部分を、素人の投稿作品の悪い部分を批判して、直しをすることによって分かりやすく解説している。

 

 

 無意識に読んでいた漫画がこれだけのテクニックを駆使した作品であることを恥ずかしながら私は知らなかった。論理を研究せずに良い作品はうまれないことを実感できる技法書だと思う。

 

この技法書の好感のおける所:技法を学ぶことによって作品が画一化してしまうことをちゃんと案じている所に好感がおける。作者は、自分の持っているものをちゃんと活かした作品を作るべきだと説いている。最終的に、論理を完璧に実践できるようになった後、論理を離れてオリジナリティーを追求するべきだと言いたいのだと思う。